EMT927、EMT930は多くのオーディオファイルにとって憧れの存在でした。

製造終了から既に相当期間経過している現在でも、中古市場ではEMT927、EMT930は依然として人気のあるターンテーブルです。これはEMT927、EMT930ターンテーブルの持つ性能ばかりでなく、その音楽性に多くのユーザーが共感していることの何よりの証拠です。

残念ながら、現在多くのユーザーが間違った認識で使用され、本来のEMTターンテーブルの性能、特性を享受できていない現状があります。ここではどうすればEMT927、EMT930の性能を発揮、維持できるか、そしてさらに性能を向上できるかに関してヒントを満載しています。

更にEMT社に長年勤務していたドイツ、Dusch氏、EMTを含め業務用機器に造詣の深いオランダ、Hans Von Flite両氏の強力なサポートによりモデルEMT930、EMT927等のメインテナンスの引受、消耗部品のサプライを更に充実。またパフォーマンス向上のために様々なオプション製品をご用意しています。特に忘れがちですが、EMT155stは製造からかなりの時間が経過しており、音は出ていても、RIAA等の特性が出ていないものが増えてきています。オーバホールをすると全く音が違ってくることに驚かれるかもしれません(その音質がEMT155stの本来のおとなのです)。

EMT927、EMT930は元来、放送局、スタジオ等で使用するのを目的として設計されたプロ用のターンテーブルです。そのことに多くのユーザーは「プロ用=堅牢で頑丈」というイメージを持たれるとおもいます。それはその通りなのですが、その為にはプロ機(業務用機器)が日々の保守・点検、定期的なメインテナンス(消耗部品の交換等)が適正に行われるという大前提があることを忘れてはいけません。特に放送局では機器の不具合による放送事故は絶対に避けなければなりませんから、日々専門技術者が点検を欠かさず行っているのは想像できるとおもいます。

ここで多くの一般ユーザの考えにもう一つ勘違いが起きています。自分のEMTターンテーブルは使用頻度が低いからメインテナンスはしなくても大丈夫と思われているかもしれません。実は電源をほとんど入れない状態が続くと、機器に使用されているコンデンサは急速に劣化します、また駆動系に使用されているゴム製のパーツは使用することよりその弾力性がある程度維持されますが、使用しないと、弾性が早く失われる傾向があります。使用頻度が少ない場合でも定期的な部品交換・メインテナンスは必須です。

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