扱い輸入製品  

アレマ社オーディオンとその製品について

300B・シングル・ステレオ 新発売

PX25・シングル・ステレオ 新発売

300B・シングル・ステレオ(旧モデル)

300B・パラシングル・モノラル  (旧モデル)

300B・プッシュ・プル・モノラル(旧モデル)  

300B・シングル・プリメイン (旧モデル)   

WE300B・シングル・ステレオ (旧モデル)

オーディオンは最初、D.G.チェセル氏による発案により始まりました。彼の音楽に対する愛情、長年のオーディオファンとして様々なスピーカーやアンプについて常にその旺盛な探求心がついに自分自信で自分の求めるものを製作するというところに行き着きました。最初、彼がもとめたのは家庭や銀行の残高(予算)を気にすることなしにハイエンドオーディオを楽しめるようにすることでした。この基本的な考え方は現在のアレマ社製品全てに少量生産の特注品のようにまた洗練されたより高いレベルの製品とするということで生かされています。

1986年彼はオーディオイノヴェーション社において技術重役の地位を与えられていました。その間オーディオイノベーション社製アンプはその音の良さからたいへんな評判を博していました。その時期はまたチェセル氏とオーディオイノベーション社さらにまた当時ヨーロッパでもトップデザイナーとして知られるエリック・アンダーソン氏との友好関係をはぐくむ好機でありました。その後アンダーソン氏は母国のスウェーデンに戻り”エジソン・オリジナル”というスカンジナビアではリーダー的存在として知られたモデルの開発を手がけていました。

1987年にオーディオンアンプが製作されオーディオ評論家の方々にその音質、性能また造りの良さにより注目されました。その後数年にわたりこのプリアンプは継続的に改善が行われ最終的にツーボックスのステートオブジアートと呼べるレベルのものとなっています。何段階かのレギュレーター回路とともに手造りレベルからミリタリースペックレベル段階に到達しました。その時期アンダーソン氏はスカンジナビア市場でエジソンキットで評判を博しアンダーソンの旗のもとに三極管アンプを準備していました。

1992年になりヨーローパにおける景気の後退とスカンジナビア市場での頭打ちの状況を背景としてこの2人が英国をベースにして手を組むことになりました。またさらにウェスタンエレクトリックの300Bのコピーがゴールデンドラゴンにより市場にリリースされたことが彼ら二人にアンプ作りをさせるきっかけともなりました。その最初のモデルはシルバーナイト300Bモノブロックです。これは世界中に供給さるようになり1993年に英国のオーディオ誌の表紙を飾ることになります。

この300Bアンプは純粋の三極管でNFBを全くかけていません。幸運な多くのオーディオファイルの方々によりその卓越した音質をたのしんで頂いています。さらにそれは90年代に通用する独自の音作りに対する哲学をもっているということでもあります。

オーディオン300Bについて

多年にわたる研究開発によって現在のオーディオマーケットにおいて卓越した製品を送り出せました。過去6年間に培った様々なことがらにより価格を遥に越えるパフォーマンスを達成するとともに現在販売されているどの製品にもないような音質のすばらしさを提供します。アンダーソン氏とチェセル氏の深いオーディオ回路に関する知識、音作りに関する伝統によって従来の製品のスペックを越える製品となっています。オーディオン300Bは音質を重視する観点から純クラスA回路でNFBを全くかけていません。出力管の300BはPMコンポーネント社のゴールデンドラゴンをセレクトし独自に自社工場で一定のエージングしたものにRODのブランドをつけたものを採用、入力段にはE88CC/6922を使用しドライバー管には双三極管の5687を使用しています。

Audion Silver Night 300B (ステレオ・アンプ)  完了

●主な仕様

  • 定格出力 RMS Class A(1KHz/8Ω):7W+7W
  • 全高調波歪率(1KHz/5.25W) : 0.5%以下 
  • 入力感度 :200mV RMS
  • 周波数特性:15Hz - 40KHz +/-3dB
  • 負荷インピーダンス:8Ω
  • 使用真空管:300B(ROD) 2本
  •  6922/E88CC 1本
  •  5687 1本
  • 消費電力: 120W
  • 外形寸法: 227(w) x 215(H) x 425(D)

「300B」......この響きは多くのオーディオ・ファイルにとって一つのあこがれでした。300Bを最適化する回路構成により大切な直熱三極管300Bを長期間、安定的に動作、そのポテンシャルを余すところなく引き出します。測定特性よりも音質を重視する設計思想から音楽再生に最も適した純クラスA回路により、スーパーリニアドライブで直熱三極管300Bの特性を余すところなく引き出しています。入力段から出力段の全てにわたってNFBを全くかけていません。したがって全段にわたってNFBをかけない音楽性の豊かな音はそのままに受け継がれています。さらにクラスAを最適化するディストーション・キャンセル回路により音楽再生に最も適したリニアリティーを実現、繊細で豊かな音楽再生をお約束します。

Audion Silver Night 300B (シングルステレオ・プリメイン・アンプ) 完了

●主な仕様

  • 定格出力 RMS Class A(1KHz/8Ω): 7W+7W
  • 全高調波歪率(1KHz/5.25W) : 0.5%以下 
  • 入力感度 :200mV RMS
  • 入力:ライン入力5系統
  • テープアウト:1系統
  • 周波数特性:15Hz - 40KHz +/-3dB
  • 負荷インピーダンス:8Ω
  • 使用真空管:300B(ROD) 2本
  • 6922/E88CC 1本
  • 5687 1本
  • 消費電力:120W
  • 外形寸法:227(w) x 215(H) x 425(D)
  • 重量:12Kg
  • 注)仕様は改善の為予告なく変更される場合があります。

 「300B」......この響きは多くのオーディオ・ファイルにとって一つのあこがれでした。英国アレマ社ではこの優れた増幅素子としての特性をもつ300Bを従来の手法にとらわれることなく使いやすさを重視し5つのライン入力端子を備えたプリメイン・アンプに結実、300Bアンプをより身近なものにしました。

出力管にはその安定性からゴールデンドラゴン300B(英国PMコンポーネント社)を自社の測定器によりさらに選別、基準値以上のものを一定のエージング処理したROD(Reserch On Development)ブランド(真空管にはゴールデンドラゴンではなくRODとプリントされています)を使用しています。特性よりも音質を重視する設計思想から音楽再生に最も適した純クラスA回路により、スーパーリニアドライブで直熱三極管300Bの特性を余すところなく引き出しています。入力段から出力段の全てにわたってNFBを全くかけていません。さらにクラスAを最適化するディストーション・キャンセル回路により音楽再生に最も適したリニアリティーを実現、繊細で豊かな音楽再生をお約束します。

Audion Silver Night 300B PP/PS(プッシュプル/パラシングル・アンプ) 完了

   ●主な仕様 プッシュプル/ パラシングル共通

  • 定格出力 RMS Class A(1KHz/8Ω): 20W 15W
  • 全高調波歪率(1KHz/5.25W At 3/4 パワー時) : 0.1%以下  0.1%以下
  • 入力感度 : 200mV RMS 200mV RMS
  • 周波数特性: 15Hz-40KHz +/-3dB 15Hz-40Khz+/-3dB
  • 負荷インピーダンス: 2/4/8Ω(1Ω-16Ωに対応) 2/4/8Ω(1Ω-16Ωに対応)
  • 使用真空管:     300B(ROD) 2本 300B(ROD) 2本
  • 6922/E88CC 1本 6922/E88CC 1本
  • 5687 1本 5687 1本
  • 消費電力: 160W 160W
  • 外形寸法: 227(w) x 215(H) x 425(D)mm 227(w) x 215(H) x 425(D)mm
  • 重量: 12kg 12kg
  • 注)仕様は改善の為、予告なく変更される場合があります。
Audion Silver Night WE300B (ステレオ・アンプ) 完了
  • ●主な仕様
  • 定格出力 RMS Class A(1KHz/8Ω):7W+7W
  • 全高調波歪率(1KHz/5.25W) : 0.5%以下 
  • 入力感度 :200mV RMS
  • 周波数特性:15Hz - 40KHz +/-3dB
  • 負荷インピーダンス:8Ω
  • 使用真空管:300B(WE) 2本
  •  6922/E88CC 1本
  •  5687 1本
  • 消費電力: 120W
  • 外形寸法: 227(w) x 215(H) x 425(D)
  • 重量: 12Kg
  • 注)仕様は改善の為予告なく変更される場合があります。
「WE300B」......この響きは多くのオーディオ・ファイルにとって一つのあこがれでした。ご好評を頂いているオーディオン・シルバーナイト300Bシングル・ステレオ・パワー・アンプがWE(ウエスタン・エレクトリック)300Bを得て更にその音に磨きがかかり新登場。WE300Bを最適化する回路構成により大切な直熱三極管WE300Bを長期間、安定的に動作、そのポテンシャルを余すところなく引き出します。測定特性よりも音質を重視する設計思想から音楽再生に最も適した純クラスA回路により、スーパーリニアドライブで直熱三極管WE300Bの特性を余すところなく引き出しています。入力段から出力段の全てにわたってNFBを全くかけていません。したがって全段にわたってNFBをかけない音楽性の豊かな音はそのままに受け継がれています。さらにクラスAを最適化するディストーション・キャンセル回路により音楽再生に最も適したリニアリティーを実現、繊細で豊かな音楽再生をお約束します。
英国オーディオン社(English) ホームページへのリンク

 

米国テクナ社より画期的スピーカー・キャビネット・チューニング・ディバイスの登場です。

TEKNA C-シリーズ・バイブレーション・アブソーバー

スピーカーキャビネットに直接取り付けることによりキャビネットのバイブレーションに起因するひずみを除去します。結果として、中域の透明感を増し、低域はより締まります。

*C-10 バイブレション・アブソーバー

中域のバイブレーション用に設計されたものですが、低域の締まりも同様に改善します。200 から 2000 Hz.にわたるピークレゾナンスの低減に効果があります。壁面埋め込み型のカスタムモデル用も同性能、同価格でございます。

H: 44 mm / W: 177mm /D : 120mm  重量: 560g.

*C-5バイブレション・アブソーバー

中域のバイブレーション用に設計されたものですが、低域の締まりも同様に改善します。C-10と同様の性能ですがC-10よりも小さなスピーカーに使用します。200 から 2000 Hz.にわたるピークレゾナンスの低減に効果があります。

H: 44mm/W: 177mm/D: 120mm  重量: 560g .

*C-12バイブレション・アブソーバー

低域のバイブレーションに起因するひずみを除去するように設計されています。サブウーハー用に特に推奨されます。40 から 2000 Hz.にわたるピークレゾナンスの低減に効果があります。壁面埋め込み型のカスタムモデル用も同性能、同価格でございます。

H: 44mm/W: 177mm/D: 120mm  重量: 560g

 

テクナ・ソニック社「バイブレーションアブソーバー」に関するQ&A

Q:Which model, C-10 or C-5, should I use?

私は、どのモデル(C-10かC-5)を使うべきですか?

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A:If your speakers are at least 7 inches wide, you should use the C-10. The C- 5 is designed for speakers measuring less than 7 inches in width.

あなたのスピーカーが幅少くとも7インチであるならば、C-10を使わなければなりません。C-5は、その幅が7インチ未満のスピーカーのために設計されます。

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Q:Where should I place the absorbers?

どこに、私はアブソーバーを取り付けるべきでしょうか?

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A:If you have 2-way speakers the absorbers should be placed on the back panel about 3 inches from the top of the cabinet. For 3-way speakers, place the absorbers directly behind the mid-range driver.

スピーカーが2ウェイの場合、アブソーバーをキャビネット上部からおよそ3インチ(7-8cm)のところに取り付けて下さい。3ウェイ・スピーカーは中域の真後ろのところに取り付けて下さい。

 

Q:How do they attach?

どのように取り付けるのでしょうか

 

A:Each absorber comes with a self-adhesive magnetic pad. All you do is peel off the paper backing & apply the magnetic pad to the panel. This magnet will attract the magnet on the absorber & hold it securely in place. Complete instructions are furnished with each absorber.

各アブソーバーは、粘着性の磁気のパッドとともにお届けします。粘着材の裏紙をはがし、磁気のパッドをパネルに貼るだけです。この磁石は、アブソーバーの上の磁石を引きつけ、その場所に確実に固定します。詳細については、各アブソーバーに説明が付属しています。

 

Q:I have sub-woofers. Which model should I use?

私は、サブウーファーを持っています。私は、どのモデルを使うべきでしょうか?

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A:Model C-12 is a high-energy unit specifically designed for sub-woofers. Attach it near the center of the back panel or, if the sub-woofer is self-powered, attach the C-12 to the top panel at its center.

モデルC-12は、特に、サブウーファーのために設計された高エネルギーの製品です。後ろのパネルのセンターの近くで、それを付けてください、さもないとサブウーファーがアンプ内蔵式ならば、C-12はパネルのセンターの上部に付けてください。

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Q:Should I use both a C-10 & a C-12 on my speakers?

私は、C-10とC-12を私のスピーカーの上で使わなければなりませんか?

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A:Only if your loudspeakers operate below 250 hertz &, in this case, place the C-10 near the top of the back panel & the C-12 directly behind the woofer.

スピーカーが250ヘルツ以下で動作するものである場合、背面上部にC-10を取り付け、さらにC-12をウーハの真後ろに取り付けて下さい。

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Q:What can I expect to hear?

何が期待できますか?

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A:You'll hear an immediate opening up of the mid-range. Music & dialog will suddenly sound clear rather than blurred. Bass response will tighten up.

あなたはすぐ、ミッドレンジの広がりに気づくはずです。音楽との対話は、ぼんやりしたというよりはむしろ、突然、明白に聞こえます。低域のレスポンスはしっかりと締まります。

 

Q:My speakers are large, measuring over 48 inches in height. Should I use two C-10's?

私のスピーカーは大きく、高さを計ると48インチ(121cm)以上もあります。私は、2つのC-10を使わなければなりませんか?

 

A:Yes. The large panel areas on your speakers will radiate considerably more sound than is radiated from smaller speakers. Absorbing energy from such a large surface area requires two C-10's.

そうです。あなたのスピーカーの上の大きいパネル・エリアは、かなりより小さいスピーカーから放射されるよりかなり多く放射されます。そのような大きい表面エリアからのエネルギーを吸収するには、2つのC-10のを必要とします。

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Q:Can the magnets be removed, & will removing them harm the cabinet surface?

磁石は取り外されることができますか、またそれを剥がすことによりキャビネット表面を傷つけますか?

 

A:The magnets are designed to be removable simply & harmlessly. Warm the magnet slightly, using an ordinary hair dryer. Then, starting at one corner of the magnet, slowly peel it from the cabinet.

磁石は、簡単に問題なく取り外し可能に設計されます。普通のヘアドライヤーを使って磁石をわずかに暖めてください。それから、磁石の1つの角で始め、あとはゆっくりそれをキャビネットからはぎます。

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Q:Are the absorbers recommended for surround sound? What effects can I expect?

アブソーバーはサラウンド・サウンドのため推薦されますか?どんな効果が期待できますか?

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A:The absorbers are highly recommended for realistic home theater. Use the absorbers on your front speakers: the center speaker requires an absorber for clear dialog while both the left front & right front speakers require an absorber to retain the timbre between all 3 speakers.

アブソーバーは、ホームシアターをよりリアルにするために特に推薦されます。あなたの正面のスピーカーでアブソーバーを使います。センタースピーカーは会話の明白さににアブソーバーを必要とする一方、左のフロントと右のフロントのスピーカーは共に3つの全てのスピーカー間の音色を保持するのに必要です。

The Case for Vibration Control

ENCLOSURE PANEL VIBRATIONS IN LOUDSPEAKERS

An Explanation of the Problem & Its Solution

Leonard Thomasen

Research & Development

バイブレーション・コントロ−ルの事例

スピーカーにおけるとしてのエンクローシャー・パネル・ヴァイブレーション

問題点の説明とその解決

レオナード・トムセン (研究開発) 

・The Problem

Vibrations occur in all elastic bodies whether solid, liquid, or gas. In loudspeaker enclosures the vibrations originate in their rigid construction. Generally they are made of materials whose high density and specific molecular composition classifies them as being perfectly elastic in nature - materials composed of small, individual atoms bonded together in small crystalline lattices.

As mechanical energy from the drivers subjects the enclosure to periodic or oscillating stress, a rapid, short-range bending and stretching of inter-atomic bonds and rapid elastic response occurs, causing mechanical energy to propagate at high velocity. Nature does not allow this stress to remain stored in the enclosure; in each cycle of operation, each enclosure-panel vibration represents the recovery of stored energy.

・問題点

その物質が固体、液体、ガスかを問わず全ての弾性体には振動が発生します。スピーカー・キャビネットにおいては、その堅固な構造により振動が発生します。一般的に、スピーカー・キャビネットは高密度を保ち完全な弾性を持つ物質として区分けできるような分子構成の材料です − 個々の原子が水晶のような格子状に結合した小さなものから成っています。ドライバーからの機械的エネルギーはエンクロージャーが周期的または常に振動するストレスにさらされているか、急速な、短距離で曲げたり引っ張ったりしている原子間の結合、急速な反発が起こっているかどうかという条件により、高速で広がる機械的エネルギーを起こします。自然法則は、このストレスがエンクロージャーに蓄えられたままであるのを許しません;動作の各サイクルの中で、各エンクロージャーパネルの振動は、たくわえられたエネルギーの回復の方向に向かいます。 

・Drivers and Their Effect on Loudspeaker Enclosures.

Loudspeaker drivers, as electro-mechanical devices, are a source of mechanical energy. Coupled directly to the enclosure, their operation will not only store mechanical energy within the enclosure through their mounting frames, but also through the airborne, periodic fluctuations in atmospheric (sound) pressure produced inside the enclosure.

These two energy sources, one reactive, the other airborne, propagate at high velocity. This periodic, oscillating stress is recovered as panel vibration.

The mass and compliance factors governing the natural resonance frequency of the panels varies according to size and suspension stiffness. Panel-radiated sound waves disperse over a wide range of frequencies in the audible spectrum. The acoustical output can reach amplitudes approaching that of the drivers themselves.

Further, these sound waves are not in synchronization with the direct sound waves produced by the drivers. The drivers produce sound by responding instantly and in-phase with the audio signal. The enclosure panels respond milliseconds later, causing the panel-radiated sound waves to reach the listener's ears slightly behind the direct sound waves, and this difference in arrival time introduces phase errors in the sound radiation patterns of virtually all loudspeakers.

These phase errors can also have a severe effect on a loudspeaker's perceived frequency response. When they are 'in-phase' with the driver's direct sound waves, they add to the loudspeaker's total acoustical output. 'Out-of-phase,' they subtract from the loudspeaker's total acoustical output.

Thus, while phase errors have the effect of "smearing" the sound clarity of virtually all loudspeakers, the amplitude errors that result from phase errors add to the problem by deteriorating the loudspeaker's perceived frequency response. The severity of phase and amplitude errors varies between different makes of loudspeakers, and their continued presence is one of audio's most notorious problems, generating the question: How to get rid of this destructive energy. The search for an answer to this important, vexing question led to the development of the Tekna Sonic Vibration Absorber.

・ドライバーとスピーカー・エンクロージャーに対するその効果

電子機械の装置として、スピーカーのドライバーは、機械的エネルギーの源です。直接エンクロージャーに固定されて、その動作がマウントされているフレームを通してエンクロージャー内部に、機械のエネルギーを蓄積するばかりでなく、エンクロージャー内部に周期的な変動する大気の(音の)圧力を発生させます。これらの2つのエネルギー源、一つは反動的なもの、もう一方は高速さで広がる空気伝達。この周期的な、繰り返されるストレスは、パネル振動として回復されます。パネルの自然な反響振動数を決定している重量とコンプライアンスはそのパネル・サイズとパネルのサスペンション・ステフィフネス(堅さ)によって変化します。パネル-放射さられた音波は、広範囲にわたるり人間が聞きとれる振動数スペクトルをもこえて拡散します。音の出力は、ドライバー自身が出している出力に近いところまで増幅されることがあります。さらには、これらの音波はドライバーで作り出された直接の音と同期していないのです。ドライバーは直ちに応答しますから、音声の信号と同位相で音を出します。エンクロージャーパネルは何十分の一秒(ミリ秒)遅れで応答します、その結果リスナーの耳にはパネルから放出された音波は、直接音のわずか後に到達することになります。さらにこの到達時間の違いのために実質的にすべてのスピーカーの放射パターンにフェーズ・エラー(位相のずれ)を引き起こします。これらのフェーズ・エラーは、またスピーカーの知覚可能な周波数(可聴周波数帯)レスポンスに著しい影響を及ぼすことがあります。エンクロージャーパネルから放出せれる音はドライバーからの直接の音と『同位相で』でいあるとき、それはスピーカーの全体の音の出力を増加させます。『位相ずれ』、それはスピーカーの全体の音の出力を減じます。このように、フェーズ・エラーが実質的に全てのスピーカーの音の明快(純粋)さを「よごす」結果となる一方、フェーズ・エラーから生じる振幅エラーはスピーカーの知覚可能周波数(可聴周波数帯)のレスポンスを悪化させることによって問題をもひきおこすのです。フェーズエラー(位相のずれ)と振幅エラーの状況はスピーカーの作りにより変化します、その継続的存在がオーディオにおける最も悪名高い問題の1つです:いかにしたらこの破壊的なエネルギーを除くことができるのでしょうか。この重要で苛立たしい問題に対する解答への研究の結果、テクナ・バイブレーション・アブソーバーの開発に至りました。

・Why internal bracing as a traditional treatment has failed

Internal bracing is one of the most used treatments, shifting the enclosure's natural resonance modes to higher frequency modes. But it does not cause the mechanical energy to disappear. Instead, the energy undergoes its natural process of recovery in a tightened enclosure, now tuned to resonate in the higher but more critical mid-range frequencies of sound.

The mid-range frequencies of sound are the most sensitive for human listeners and the very range of frequencies that listeners rely on instinctively to judge the spectral balance in music. Bracing enclosures may introduce panel-radiated sound waves at frequencies even more disturbing to listeners. 

・なぜ伝統的な処理としてのキャビネット内部の補強が失敗するのでしょうか。

キャビネット内部の補強は最も使われる処理のうちの1つで、エンクロージャーが本来もっているひずみをより高い振動数モードへ移します。しかし、それによって機械的エネルギーが消えるわけではありません。その代わりに、エネルギーは堅く強化されたエンクロージャーの中で自然に生成され、より高い周波数に変調され歪みをおこします、しかしこれは重要なミッドレンジ(中域)なのです。中域の音は、人間のリスナーにとって最も敏感なもので、リスナーが音楽の中でスペクトルのバランスを本能的に判断するためにに頼る振動数のまさしくその帯域です。補強されたエンクロージャーは、リスナーの心を乱すような振動数でさえもキャビネットから放射することさえあります。

・How the Tekna Sonic Vibration Absorber Works

Not a traditional treatment, Tekna Sonic's is a scientific solution. The Absorbers attach directly to the walls of the enclosure at the point where modal analysis indicates major resonance modes. Mechanical energy in the form of periodic stress transfers directly into the Absorbers whose selectively tuned polymer damping plates are excited into sympathetic resonance. They continuously dissipate the mechanical energy, harmlessly, into heat. This is hysteresis, the phenomenon whereby energy is captured and 'lost' in the lag between cause and effect.

Accelerometer test measurements show that the greatest attenuation of panel vibrations occurs where peak panel vibrations occur, commonly ranging between 12 to 20 dB, graphic evidence that the Tekna Sonic Absorber's response to periodic stress is velocity dependent. That is, the greater the velocity of the panel mass, the greater its amplitude and the greater the Tekna Sonic Absorber's response to such higher panel velocity. As the panel vibrations disappear, their destructive panel-radiated sound waves disappear from the loudspeaker's sound radiation pattern. Also disappearing are the phase errors, amplitude errors and harmonic distortion that have previously prevented loudspeakers from delivering their true performance potential. 

・どのようにテクナ・バイブレーション・アブソーバーは機能するのでしょうか。

伝統的なやりかたと違い、テクナ・ソニックのそれは科学的な解決です。アブソーバーは直接エンクロージャーのバッフル面のなかで最も効果的(分析モデル)ポイント(部位)に取り付けます。周期的なストレスという形の機械的のエネルギーは直接アブソーバーに吸収されます。そこで選択的周波数に調整された合成樹脂製吸収プレートが同時に共鳴して振動します。それらは連続的に機械的エネルギーを無害に熱に変えて拡散させます。これはある意味ではヒステリシスです。この現象は原因を結果という時間経過のなかで、エネルギーが貯えられ、失われるということです。測定器によるともっとも大きなバイブレーションの吸収がおこるのはバイブレーションがピークのところです。通常12から20dBの減衰になります。測定結果は定期的なストレスに対するテクナ・ソニック・アブソーバーの反応は加速度に依存します。それはより大きなキャビネットへの加速度はより大きな加速度、より大きなテクナ・ソニック・アブソーバーがより高いキャビネットの加速度に反応するということです。キャビネットの振動が消えるように、その破壊的なキャビネットから放射されられた音波はスピーカーの音の放射パターンから姿を消します。また、フェーズ・エラー、振幅エラー、さらにはスピーカーがその本来の潜在的なパフォーマンスを発揮するのを妨げるハーモニック・ディストーションは消えています。