サウンドボックスを辞書で引くと蓄音機のピックアップ部ということがお分かりになるとおもいます。レコード再生が蓄音機時代、この「サウンドボックス」がレコードのピックアップであり、アンプでありスピーカーの機能を持っていました。当時のSPレコード再生クオリティーはこの「サウンドボックス」が決定したといえます。弊社の「サウンドボックス」はまさにオーディオのクォティーを決定する重要なコンポーネントを会社名に冠しています。オーディオの原点である音楽(音を楽しむ)再生を志向しています。
一般的にVintageとAntiqueは同じように古物ですが100年以上経過しているものをAntiqueと呼ぶのだそうです。それ以外がVinatageという範疇になるのでしょうか。私共がVintage Audio製品として認識するのはもう少し範囲の狭いもののような気がします。音楽を楽しむ上で、最新の製品では感じられない、感動、温もり、安らぎ、を与えてくれる機器達のようにおもいます。いずれにしても製造されて少なくとも10年、場合によっては1910年代の蓄音機のように立派にAntiqueの仲間入りをしているものも多くの感動を与えてくれます。このような製品の機能を維持しながら楽しむのにはVintage Car同様、多少の時間とコストがかかりますが、それも楽しみの一つかもしれません。時々お客様からVintage製品と現代製品のどちらの「音」が良いかという質問があります。私共はどちらも否定しません。「良い音」はリスナーが感じるものだからです。サウンドボックスはリスナーの視点で常にサポートします。
<業務内容>
・音響製品の輸入・販売
・Vintage製品の使用についてのサポート、メンテナンス、修理
・オーディオ製品の下取り
<主な扱いVintageブランド->
Garrard、Thorens、Tannoy、Decca、EMI、Vitavox、BTH、Lowther、Goodmans、Rogers、Radford、QUAD、Stentorian、Cellstion、Ferrograph、Jordan
Watts、KEF、Goldring-Lenco、Stentorian、PYE、BBC、Wharfedale、Leak、Richard Allen、Ferrograph、Voight、Neumann、EMT、Klangfilm、Siemens、Philips、SABA、AEG、Eckmiller、Marantz、Studer、Revox、Stellavox、McIntosh、JBL、ALTEC、Fairchild、RCA、Western
Electric、Lnngevin、GE、HeathKit、Tru-Sonic、Electoro Voice、Bozak、Kripsch、Ampex、Mark
Levinson等々の海外製品
<歴史>
1980年代
弊社オーディオの商いの始まりは1984年4月、英国の「Vintage Wireless Co. Ltd」を率いていた故、T.G. Rees氏が英国政府のトーレドミッションで来日、彼とのつながりができたところからです。元々社名の表すように無線機、ラジオを中心にしていた彼にイギリスのヴィンテージ・オーディオ製品のコレクションを依頼、その輸入販売からです。今日と異なり、インターネット以前のFAXもまだ普及していない時代でしたので様々なコミュニュケーション上の困難もありました。
更に英国Vintage製品の輸入に加え、アメリカVintage 製品、Marantz、McIntosh、JBL、ALTECの他、Victorola蓄音機の輸入も開始。
1990年代
様々な世界のオーディオ業界の人たちとのつながりから、まだ日本に紹介されていない少規模で製造される台数も限られるような小さな製造メーカー製品でも極めて高品質のオーディオ製品が存在することを知り、そうした高品質のオーディオ機器の輸入を開始。
2000年代
Vintage製品をたくさん輸入していく中で、多くのユーザーに支持され、また古くても安定していて安心して使用できるメーカー、モデルはかなり絞り込まれてきました。当然Vinatage製品は製造されてから年月が経過しているものです。Vintage製品を永く使用するためのスペアー部品を供給している海外のサプライヤーとの取引のなかで、そうした部品を使い復刻製品を製造するメーカーの製品輸入手掛けるようになってきます。例えばGarrard
301復刻を手掛けるイギリスLoricraft Aduio、QUAD製品扱うドイツQUAD Musikvidergabe GmbH、Tannoyのスピーカーキャビネットを復刻しているイギリスOctave
Aduio Wood Warking Ltd.、更にはTannoy旧製品スペアー部公式VendorであるイギリスLookwood Audio等々。
2010年代
インターネット革命とそれに伴うインターネット・オークションの普及により従来のような海外サプライヤーがVintage 製品を集めてくるものを輸入するビジネスモデルが成り立たなくなってきとこともあり本格店に海外ブランド、アメリカ「conrad-johnson」、フランス「Supravox」、イギリス「Audion
Internationl」、アメリカ「Great Plane Audio」、オランダ「20th Century Audio」、ドイツ「Studio
Teknik Dusch」、イギリス「Audio Mods」、イギリス「Transcriptor」等の輸入を開始。
2020年代
Vintage製品の輸入販売・メインテナンスサービス・補修部品のサプライを通じて多くのVintage Audiophile(ファン)するとともに、世界から小規模でも何か「キラリ」とした光を放つ優れたオーディオ製品を本邦に紹介していきます。 ・・・to
be continued ・・・